2007年7月31日火曜日

Dead Note VS Ghost Note

以前書いたJohn Goldsbyの教則本を、読んでいますが、さすがドイツ人の書いたものらしく、きっちりした説明がされています。

例えば

Dead NoteとGhost Noteの違いです。

曰く

Dead Noteは音程がない音

Ghost Noteは音程はあるが、聞こえるか聞こえないか位の小さな音

という具合です。

もっともこの定義が正しいかどうかは、わかりませんが少なくともGoldsbyさんはそう考えているという事でしょうか?Jazzは先に理論があるわけではなく、最初に演奏があって後から理論付けされる訳ですから、、、。

Dead Noteの出し方については、右手の演奏方法と記載されていて、実際には一本の指で弦をミュートして他の指でプラッキングする(実際には人差し指でミュート、中指でプラッキング)、次いで人差し指でプラッキング、の連続技でしょうか?

今まではDead Note=Ghost Noteと思っていましたが、なるほどなーと感心しました。

エレベでは左手でミュート、右手でプラッキングが一般的なDead Note(Ghost Noteと呼ばれる事が多いかも)ですが、右手のみの演奏方法の方が慣れれば楽かもしれません。

2007年7月26日木曜日

Jason Heath's Double Bass Blog

以前ブログで紹介したJason Heathのブログに久しぶりに行ってみました。

このブログはクラシックのコントラバス奏者が作成しているものですが、クラシック以外の話題も結構載ってます。YouTubeのコントラバスネタも色々アップされていますが、最近アップされているものをチェックしてみると、なんとStanley JordanのグループのCharnett Moffettのベースソロが紹介されていました。ハーモニクス全開のすんごいベースソロです。途中からはエフェクターかけたりなんかしてます(ウッドでガンガンエフェクターかけるというのは、、、ムムム)。





低音の効いたヘッドホンでお聴き下さい(笑)。

ありえん、、、、(爆)。

最新の動画では、コントラバスオーケーストラもの(曲はビートルズのEleanor Rigby)もアップされていました。
いやー、ハイポジ専門の女の子がこれまたすごいです。なぜかフレンチが多いです。



これも、、、、ありえん、、、、(爆)。

日本勢も負けていませんでした。ラ・カンパネラです。


トップ画面を見ると色々な国の国旗のマークがあったので、これはなんだろうな?と日の丸マークを押してみると、、、、、、
なんとグーグル翻訳が作動して、英語が日本語に翻訳されました。




これはすごーい!!

しかし、おかしな日本語です。読んでみると、かなり笑えます。

本人は真面目にマルチリンガル化していると思うのですが、なぜか日本語化すると「お笑いコントラバスサイト」になってしまいます。

ファンになりそうです(笑)。

さっそくリンクしましたわ。

2007年7月22日日曜日

セッションの予習+参考書






昨日はまたセッションでしたが、今回は課題曲を決めて予習して行きました 。



大学の時に弾いた事のある「Lullaby Of Birdland」をグーグルビデオで検索して、

参考になりそうな、George Shearingの演奏をDLして、



楽譜を見ながらベースラインをコピー(出来る所だけですが、、、笑)。



実際にセッションに出かけると、今回はベースなんと4人!!



あまりない事のようでした。

色々なベースを聴けて結構勉強になりましたわー。

予習して行った「Lullaby Of Birdland」を檜作りのウッドベースで弾かせてもらいましたが、いやー!!気持ちよかったです。結構グルーブ感出ていたらしいです。



ただ、ベースライン作りは曲をどれだけ理解しているかで決まるんですが、ベースラインの指針になるような参考書はあまりないようです。

最近ちょっと見つけた本が結構役に立ちそうです。

John GoldsbyのJAZZ BASS BOOKですが、CDが付いていて今までのJAZZのベースの歴史と、名だたるベーシストのライン(ソロ)の特徴が楽譜付きで記載されています。ゴーストノート(この本ではDead Noteと書いてあります)についても記載されています。英語ですが、読み易いです。

John Goldsbyってどんな人かと思って調べて見ると、

やっぱりありましたねー。

http://www.goldsby.de/

他にも本を出しているようです。「Base Notes」と「Jazz Bowing Techniques for the Improving Bassist」ですが、Amazonでは「JAZZ BASS BOOK」の他は売っていないようです。

それでは、ということでまたまた検索をかけてみると、

こちら

http://members.jcom.home.ne.jp/esigrek/


で扱っている事がわかり、さっそく「Base Notes」注文しました。ベースラインの指南書らしいです。

「Jazz Bowing Techniques for the Improving Bassist」はまだちょっと無理か?

2007年7月15日日曜日

初セッション

7月14日、初セッションでした。

午後7時前にスタヂオに到着してオーナーと挨拶して中に入ると、何やらウッドベースを取り囲んでいます。どうかしたのかと近寄ってみると、どうもベース(オールドのKarl Hofner、高そうー!)とピックアップ(リアリスト)の調子が悪く、アンプに音が出ないようです。

これは困ったーという顔つきのベーシスト(七尾から来ている若手です)に、

「じゃ、これ使います?」

とヤマハのサイレントベースを指差すと

「えっ!いいんですか?」

と渡りに舟といった状態です。いきなり私のベース(私ではない)がフル出場となりました。実際に音出ししてみると、なかなか良い音です(アンプはTrace Elliotの300Wのコンボ)。

メンバーは、ピアノがオーナーと後からやってきた若手(高校の後輩で幹事会で顔見知り、ビックリ)、ドラムが二人、ベースが七尾からの若手と私と某プロ、ヴァイオリン1名、ギター、トランペット、アルトサックスの女の子、ボーカル女性2名です。

「私初心者ですのでー」と、まずは皆さんのお手並み拝見してましたが、いやーなかなかのものです(レベル結構高いです)。どうしてもベースが気になってましたが、テーマは2ビートですが、その後はずーっと4ビートを刻んで、各ソロ、4バースもお約束になってるみたいです(ヲイヲイ、ソロの練習なんかしてないぞー)。

ずーっと見てる訳にもいかないので、

Now's The Timeやらせていただきました(大汗)。

8時までは、

Time After Time
Wave
The Days Of Wine And Roses
Bag's Groove
Now's The Time
Stella By Starlight
Cry Me A River
It Might As Well Be Spring
Tenderly
Watermelon Man

こういった曲でしたが、ボーカルの「Cry Me A River」はえかったですー。

ここで突如、60歳代の二人組が登場しました(凄い)。なんとトリオロスパンチョスのLaten Duoです。これがまた凄いの一言。40年のブランクで再結成したという事ですが、トリオロスパンチョスなら全曲覚えているというDuoで、当然楽譜なんて見てません。

詳しくは、

http://www17.plala.or.jp/TRIOLOSPANCHOS/

で演奏も聴けます。スタヂオには1年ぶりで来られたという事ですが、非常にラッキーでした。他のメンバーも聞き惚れてしまいました。

9時過ぎあたりからは、

All Of Me
A Nightingale Sang In Berkeley Square
All Of You
Fly Me To The Moon
Satin Doll
Embraceable You
Route 66
Alfie
You'd Be So Nice To Come Home To

私はSatin Doll弾かせてもらいました。
弾いているより聴いているのが楽しいなー(爆)。

10時過ぎあたりに、中年の酔っぱらったおじさんが入ってきたと思ったら、なんと金沢でも有名なプロベーシストのY氏でした。

やはりベースが気になるのかSLB200を見て

「いい音してるわー、欲しいなー」

と一言。

私もついつい

「売りましょうかー?」(笑)

SLB100は弾いた事があるようですが、200は弾いた事がないという話です。

オーナーとメンバーもY氏に、「お願いしまーす」



Begin The Beguine
Autumn Leaves
Straight No Chaser

3曲プロの演奏を聴く事ができました。

終了後、SLB200のチェックをしてもらいました。弓も出して弾いてもらい、色々とアドバイスを受けました(いやー、勉強になりました)。

1ポジションマークは、目で頼る癖が抜けなくなるので、外した方がいい(痛ー)。
2音程を鍛えるには、やはり弓弾き、シマンドルとHIYAMA NOTE(やっぱりか)。
3練習はできるだけ大きな音でする(演奏する状態と同じにする)。
4できるだけ、楽譜は見ない(キツー、無理かも)。

Trace Elliotの抜けがちょっと気になるので、来週あたりPJBのスーツケース持っていこうかなとも思ってます。