7月14日、初セッションでした。
午後7時前にスタヂオに到着してオーナーと挨拶して中に入ると、何やらウッドベースを取り囲んでいます。どうかしたのかと近寄ってみると、どうもベース(オールドのKarl Hofner、高そうー!)とピックアップ(リアリスト)の調子が悪く、アンプに音が出ないようです。
これは困ったーという顔つきのベーシスト(七尾から来ている若手です)に、
「じゃ、これ使います?」
とヤマハのサイレントベースを指差すと
「えっ!いいんですか?」
と渡りに舟といった状態です。いきなり私のベース(私ではない)がフル出場となりました。実際に音出ししてみると、なかなか良い音です(アンプはTrace Elliotの300Wのコンボ)。
メンバーは、ピアノがオーナーと後からやってきた若手(高校の後輩で幹事会で顔見知り、ビックリ)、ドラムが二人、ベースが七尾からの若手と私と某プロ、ヴァイオリン1名、ギター、トランペット、アルトサックスの女の子、ボーカル女性2名です。
「私初心者ですのでー」と、まずは皆さんのお手並み拝見してましたが、いやーなかなかのものです(レベル結構高いです)。どうしてもベースが気になってましたが、テーマは2ビートですが、その後はずーっと4ビートを刻んで、各ソロ、4バースもお約束になってるみたいです(ヲイヲイ、ソロの練習なんかしてないぞー)。
ずーっと見てる訳にもいかないので、
Now's The Timeやらせていただきました(大汗)。
8時までは、
Time After Time
Wave
The Days Of Wine And Roses
Bag's Groove
Now's The Time
Stella By Starlight
Cry Me A River
It Might As Well Be Spring
Tenderly
Watermelon Man
こういった曲でしたが、ボーカルの「Cry Me A River」はえかったですー。
ここで突如、60歳代の二人組が登場しました(凄い)。なんとトリオロスパンチョスのLaten Duoです。これがまた凄いの一言。40年のブランクで再結成したという事ですが、トリオロスパンチョスなら全曲覚えているというDuoで、当然楽譜なんて見てません。
詳しくは、
http://www17.plala.or.jp/TRIOLOSPANCHOS/
で演奏も聴けます。スタヂオには1年ぶりで来られたという事ですが、非常にラッキーでした。他のメンバーも聞き惚れてしまいました。
9時過ぎあたりからは、
All Of Me
A Nightingale Sang In Berkeley Square
All Of You
Fly Me To The Moon
Satin Doll
Embraceable You
Route 66
Alfie
You'd Be So Nice To Come Home To
私はSatin Doll弾かせてもらいました。
弾いているより聴いているのが楽しいなー(爆)。
10時過ぎあたりに、中年の酔っぱらったおじさんが入ってきたと思ったら、なんと金沢でも有名なプロベーシストのY氏でした。
やはりベースが気になるのかSLB200を見て
「いい音してるわー、欲しいなー」
と一言。
私もついつい
「売りましょうかー?」(笑)
SLB100は弾いた事があるようですが、200は弾いた事がないという話です。
オーナーとメンバーもY氏に、「お願いしまーす」
と
Begin The Beguine
Autumn Leaves
Straight No Chaser
3曲プロの演奏を聴く事ができました。
終了後、SLB200のチェックをしてもらいました。弓も出して弾いてもらい、色々とアドバイスを受けました(いやー、勉強になりました)。
1ポジションマークは、目で頼る癖が抜けなくなるので、外した方がいい(痛ー)。
2音程を鍛えるには、やはり弓弾き、シマンドルとHIYAMA NOTE(やっぱりか)。
3練習はできるだけ大きな音でする(演奏する状態と同じにする)。
4できるだけ、楽譜は見ない(キツー、無理かも)。
Trace Elliotの抜けがちょっと気になるので、来週あたりPJBのスーツケース持っていこうかなとも思ってます。
4 件のコメント:
やってますねぇ。いいなぁセッション。
練習は大きな音で・・・ですか。
その通りって分かっててもなかなか難しいですな。ベースは特に大音量でやらないとミュートが下手になると思ってます(ワシがそうなので...orz)
あー、SLB200欲しい。
はい、大変幸せな時間を過ごせました。
いつもは、PJBで練習してましたが、Trace Elliotの15インチ1本のアンプは、やはり低音域の音程が分かりにくい感じしました。
Trace Elliotのアンプっていうのは、どちらかと言うとロック系なんでしょうか?
さっき地震ありましたが、こっちはちょっと揺れただけです。
僕はSLBの音がいいという体験がいまだないんですが、やっぱりアンプのせいなんでしょうかね。うちの小さなアンプだとエレキのような音になってしまうんです。
SLBはかなり忠実にコントラバスの音色を出すと思っていますが、それを忠実に再現する時は全くくせのないアンプを使うと楽器本来の音が出るそうです。
くせのないウッド向きのアンプは、ギャリエンクルーガー、アコースティックイメージ、最近ではPJBなどのようです。それ以外のアンプはくせ(これがいい場合もあるのですが)が出てしまうので、楽器本来の音が出ないという事らしいです。
PJBについては、エレベを使っている人もアンプを変えて、エレベ本来の音色を確認できた、という話もあります。
コメントを投稿