2011年8月17日水曜日

ニューヨークのヴァイオリン職人

ルネサンス期から変わらぬ職人の技、木材やニスにまつわる伝説、ストラディヴァリとグァルネリを愛する演奏家たち。アイザック・スターンやヨーヨー・マが愛した現代最高の職人サム・ジグムントーヴィチ。彼はストラディヴァリを超える楽器をつくれるか?製作現場から見えてくる「魔法の箱」の豊穣な世界。

京都の角本さん、ご推薦の一冊



Emerson String QuartetのViolinistのEugene Druckerの依頼で、彼のストラディヴァリのコピーを作成する顛末のルポです

これは、、、、面白い

Sam Zygmuntowicz本人の映像などもありまして



ちょっとハイテクな工房です

Emerson String Quartetのメンバー



の使用楽器などもサイトに載ってますが

Eugene Drucker
Violins: Antonius Stradivarius (Cremona, 1686), Samuel Zygmuntowicz (Brooklyn, 2002)

Philip Setzer
Violin: Samuel Zygmuntowicz (Brooklyn, 1999)

Lawrence Dutton
Viola: P.G. Mantegazza (Milan, 1796); Samuel Zygmuntowicz (New York, 2003)

David Finckel
Cello: Samuel Zygmuntowicz (Brooklyn, 1992).

皆さん、名工の楽器持ってるようです

本のエピローグに書いてあった、Emerson String Quartetの映像がありました

メンデルスゾーンの八重奏を、ストラディヴァリ4本とサム・ジグムントーヴィチの新作4本で多重録音するという代物です



聴き分けは、困難らしいです

Eugene Druckerは小説も書いているようですが、表紙もなかなか凄いです


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